特定非営利活動法人 睡眠時無呼吸症候群ネットワーク(略称:NPO法人 SASネット)

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SAS 睡眠時無呼吸症候群に関するよくある質問
Q1

睡眠時無呼吸症候群とは、どのような病気ですか。

A1

睡眠時に度々呼吸が止まる病気です。大きくて苦しそうないびきを伴います。
呼吸が10秒以上止まり、これが1時間に5回以上繰り返す場合、または一晩に
30回以上繰り返す場合、睡眠時無呼吸症候群(SAS、Sleep Apnea Syndrome)と診断されます。

Q2

いびきが大きいと家人から言われているのですが、睡眠時無呼吸症候群でしょうか。

A2

いびきが大きくても、呼吸が止まらなければ睡眠時無呼吸症候群ではありません。
上を向いて寝ていて、突然いびきが静まったときに呼吸しているかどうか、家人に確かめて貰ってください。鼻紙を細長く切りとり、鼻の前に垂らします。
揺れたら呼吸しています。度々止まるようでしたら、専門医に診て貰うことをお勧めします。

Q3

自覚症状には、どのようなものがありますか。
寝ている間のことなので、自分では呼吸が止まっているかどうか分かりません。
呼吸停止以外の、自分で分かる症状はないのですか。

A3

自覚症状は、昼間の強い眠気です。睡眠時に呼吸が止まるので、熟睡できません。
このため、昼間に強い眠気が頻繁に起こります。眠気の度合いを自問自答し、睡眠時無呼吸症候群かどうか、自己診断できる簡単な方法があります。
「自分で出来る簡易診断」のページをご覧下さい。
眠気のほかは、集中できない、疲れる、寝起き悪い、熟睡感がない、起床時に喉がカラカラになっている、などの症状が起こります。

Q4 どのような害がありますか。
A4

治療しないと、生活習慣病の原因となったり、悪化させたりします。
詳しくは、「睡眠時無呼吸症候群は生活習慣病を悪化させる」のページをご覧下さい。

Q5 睡眠時無呼吸症候群の原因は、何ですか。
A5

主な原因は、舌が喉に落ち込み、喉を塞ぐことにあります。
上を向いて横たわると、舌が喉に落ち込みます。目を覚ましている時には、舌を持ち上げる筋肉が呼吸の度に収縮し、舌を持ち上げ、空気を通します。
しかし、眠るとこの筋肉の働きが悪くなります。十分に舌が持ち上がらないといびきをかき、全く上がらないと呼吸が停止し、無呼吸となります。
喉が狭いと、無呼吸を起こしやすくなります。肥満は、喉を狭くしますので、無呼吸に良くありません。

Q6 治療方法は?
A6 一番簡単な方法は、横を向いて寝ることです。
しかし、寝返りを打ち、上を向いてしまいます。このため、万全ではありません。
寝姿に関係なく効果があるのは、シーパップ(CPAP)です。この方法は、マスクを付けてその中にポンプで空気を少し送り、その圧力で喉を開き呼吸を維持するものです。マウスピースを付けて寝る方法もあります。詳しくは、「睡眠時無呼吸症候群の治療法」のページをご覧下さい。
Q7 CPAPで治癒するのですか。
A7 CPAPを付けて寝ると、呼吸は維持されますが、外すと止まります。
丁度、近眼と眼鏡の関係と同じです。しばらくCPAPを付けると、治癒するというものではありません。
Q8 健康保険は、きくのですか。
A8 CPAPもマウスピースも保険適用されます。しかし、CPAPは、重症の場合のみです。
Q9 治療薬はありますか。
A9 残念ながら、はっきり効果のあるものは、開発されていません。
Q10 何科にかかればいいですか。
A10 睡眠障害、いびき外来などを専門とする呼吸器科、耳鼻科、精神科で、マウスピースは歯科です。
Q11 大きな病院なら診察してくれますか。
A11 そうとは限りません。病院の規模は関係ありません。睡眠時無呼吸症候群を専門とする医師や病医院は非常に少ないので、インターネットで調べるといいでしょう。
調べても見つからない場合は、当会にお問い合わせください。


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